近年、静岡県内の不動産市場では、賃料・建築費・不動産価格が上昇する一方で、不動産価格と可処分所得との乖離が拡大しています。
🔹賃料の推移
静岡県の賃貸マンション(築10年・70㎡)の賃料は、
直近3年間で3.23%上昇
過去14年間で11.53%上昇
これは、家賃が着実に上昇していることを示しており、今後も賃貸住宅の価値が高まる可能性があります。
🔹建築費の高騰
建築費指数は、
直近5年間で38%上昇
🔹不動産価格 vs 可処分所得
賃上げによって可処分所得は増加傾向にあるものの、土地価格や建築費の上昇がそれを上回っているため、実質的な住宅取得の負担は増しています。
さらに、住宅ローン金利の上昇も加わり、持ち家取得のハードルが高まっていることから、今後は「賃貸住宅へのシフト」がより一層進むと予測されます。
🏢まとめ
このような市況の変化は、賃貸マンション事業にとって追い風となります。
マンションブロック静岡営業所 小玉